※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ
現行スレ
投票
最新20
板
1-
前
次
新
レス
【大口叩くと】森崎が幻想入り 6話目【ダイス行き】
[926]森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk
:2009/02/15(日) 22:57:32 ID:vZSc48Fo
そして、観客達の喧騒から少し離れた人気の少ない隅の方でも、また別の女性が二人、静かに佇んでいた。
???「ねぇ幽々子。どうだった?」
幽々子、と呼ばれた桃色の髪の女性がゆっくりと振り向く。その動き、挙動の一つ一つが言い様の無い気品を感じさせる。
幽々子「そうねぇ。……確かに、あれなら妖夢が負けたというのも頷けるわ。……そういう貴方は?」
???「面白いわよね、彼。……ちょっかい出してみたいけど、出したらあの吸血鬼に怒られちゃうかしら? ああ怖い怖い」
やだやだ、ともう一人の女性が両手を方の高さまで上げる。もう一人の女性とは対照的に、挙動の一つ一つが非常に胡散臭い。
幽々子「そんな事言っておいて。結局出すんでしょう?」
???「……やっぱり判る?」
幽々子「判るわよ。一体何年貴方の友人をやっていると思うの?」
扇子で口元を隠し、上品に笑う幽々子。
???「さあね、忘れちゃったわ。……さて、見るべきものは見たしそろそろ退散しましょうか」
一陣の風が吹く。
その風が通り過ぎた頃には、すでに二人の姿はそこから魔法のように消え去っていた。
前
次
写
0ch BBS 2007-01-24