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1- レス

【テーマソング】TSUBASA DUNK 8【作りました】


[801]TSUBASA DUNK:2009/02/19(木) 14:20:37 ID:QBjoe/DE
負けじと三浦台のメンバーをにらみ返した後、翼たちの方を向き直り、百春が尋ねる。

百春「おう、大丈夫か?怪我とかしてねえか?」

翼「ええ、どうもありがとうございました」

百春「いい度胸してるぜ。でも、あんまり無茶はするなよ。不要な喧嘩で怪我しちまったら
   馬鹿みたいだからよ」

千秋「それを言うなら、関係ないのに仲裁に入ったお前もだがな」

百春「まあ、俺は頑丈だからよ」

翼「2人は九頭龍高校のバスケ部なんですよね」

百春「そうだ」 省21

[802]TSUBASA DUNK:2009/02/19(木) 14:21:55 ID:QBjoe/DE
翼「えっと、ヤスさんとナベさんとチャッキーさんでしたっけ?」

去年の秋にRed barnsで3on3した者です、と付け加える。

ヤス「ああ、あの時の下手くそか」

ナベ「まあ、俺らも人のことは言えないけどな」

チャッキー「だけど、今の俺たちの実力はあの時と比べものにならねえぜ」

不本意な覚えられ方ではあったが、とりあえず思い出してくれたことにほっとする。

千秋「お前ら、この少年が来ているジャージについている学校名が読めるか?」

ヤス「うみ……」 省25

[803]TSUBASA DUNK:2009/02/19(木) 14:22:50 ID:QBjoe/DE
百春「予選トーナメントの決勝まで行けば確かめられるさ」

千秋「そう言うことだ。そのためにも今日の相手、三浦台をやっつけるぞ」

そこでまたひとり九頭龍の部員が話に加わる。

??「千秋くん、早くアップに行きましょうよ!開会式のあと、すぐに僕たちの試合なんですよ」

千秋「おー、いくいく。じゃあ、海南の少年、またな」

百春「顔を洗ってまってろよ」

千秋「馬鹿モン、洗って待つのは首だ」

ヤス・ナベ・チャッキー「またな」
省19

[804]TSUBASA DUNK:2009/02/19(木) 18:20:21 ID:QBjoe/DE
2階に上がるとすぐに広いスペースがあり、背もたれのないイスとテーブル、観葉植物などが
あった。そこには海南の先輩たちや、翔陽で世話になった人たち、他に武里の今村といった
翼の知った顔も多かったが、さすがに知らない人間も少なくなかった。とりあえず、自分の
学校の先輩たちに「チューッス」と言いながら会釈をする。

中山「ウチの先輩を紹介してやるから陵南のとこに来いよ。魚住さんや仙道さんを紹介するよ。
   それに南葛中の先輩、池上さんもいるぜ」
省28

[805]森崎名無しさん:2009/02/19(木) 18:26:27 ID:???
AかBかスゲー迷う・・・

[806]森崎名無しさん:2009/02/19(木) 18:39:38 ID:6TGU24lM
A

[807]森崎名無しさん:2009/02/19(木) 18:45:46 ID:eFbp6/rk


[808]TSUBASA DUNK:2009/02/19(木) 19:56:31 ID:QBjoe/DE
>A やっぱり翔陽には挨拶しておきたい

翼(やっぱり翔陽には挨拶しておきたい。いや、しなくちゃいけないよな)

高校進学の直前までお世話になった花形たち翔陽のメンバーに挨拶をするため、中山の申し出を
断り、ひとり翔陽の輪に入っていく。

翼「こんちわっす。その節はお世話になりました」

翼に気付き、花形が真っ先に言葉を返す。

花形「おう、翼じゃないか。久しぶりだな。ここにいるってことは……」

翼「はい、なんとか海南のレギュラーになれました」
省29

[809]TSUBASA DUNK:2009/02/19(木) 19:57:54 ID:QBjoe/DE
花形がいつになく好戦的な視線を送る。翼も負けじと睨み返す。

花形「ふっ。覚悟は出来ているって顔だな。安心したぜ。これで俺たちに気を使って本気を
   出せないなんて、つまらないことにはならなそうだな」

急に柔らかくなる花形の顔に、翼は拍子抜けする。

翼「え?」

花形「前にも言ったが、お前がどこの高校に行こうが、俺たちには関係ないさ。ただ、お前が
   海南のレギュラーだというなら、お互いに全力でいいゲームがしたい。そして、勝ちたい。 省30

[810]TSUBASA DUNK:2009/02/19(木) 19:58:47 ID:QBjoe/DE
花形「そういうことだ。あそこで武里の奴と話しているのが新しいフォワードのスタメンの
   塔矢だ。2年だが、実力は確かだぜ」

翼「塔矢さんですか」

そんな翼を海南の1年生部員たちは驚きながら見ていた。

馬場「(ヒソヒソ)今度は翔陽の選手たちと話してるよ!」

舘嶋「(ヒソヒソ)あれって、藤真さんと花形さんだろ!?なんで、翼と話してんの!?」

横島「(ヒソヒソ)なんで、あんなに顔が広いんだよ!?バスケやってたお前らよりすごいぞ」
省20

[811]TSUBASA DUNK:2009/02/19(木) 20:00:02 ID:QBjoe/DE
退屈な開会式が終わると、陵南の部員たちは急いで会場を後にした。事前に中山に聞いていた
話によると、同じグループの瑞穂の試合が別の会場で行われるのを見に行くらしい。

翼(瑞穂か……もう一度戦いたいけど、陵南とも戦いたいんだよなぁ)

しばらく頭を抱えていたが、いくら悩んでもどうしようもないと気付く。

翼(そうだ。当たったチームと全力で戦うことが今の俺に出来るたったひとつのことだ)
省39


0ch BBS 2007-01-24