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【テーマソング】TSUBASA DUNK 8【作りました】
[836]TSUBASA DUNK:2009/02/21(土) 12:00:45 ID:njW+kKJY
九頭龍に起こりつつあるトラブルに、千秋は気付いていた。そしてセンターの茂吉に声をかける。
千秋「モキチ。体力は大丈夫か?」
茂吉「ええ、まだなんとか」
1つ目のトラブル要因。それは茂吉のスタミナ不足である。2m近い身長と高い技術で活躍する
彼だが、極端にスタミナが少ない。当初の予定では、前半10分までに交代するはずだったが
三浦台の選手交代を受け、引っ込める機会を失う。
千秋「相手の外人は百春がマッチアップしてくれるが、その分、ゴール下の守りが手薄になる。
今、お前を代える訳にはいかんのだ。さすがにヤスでは不安だからな」
茂吉「ええ、分かってます。このいい流れを崩したくないし。もう少し、頑張れます」
千秋「うむ、頼んだぞ」
この交代の遅れが後々大きく響いてくるのだが、それを分かっていながらもなお、千秋は交代を
選択できなかった。
千秋(たぶん、大丈夫だろう……)
安易な希望的観測に判断を委ねてしまった。いや、初めて公式戦を経験する若いチームが勢いを
殺さないためには、それに委ねるしかなかったのだ。
再び、三浦台ボールで試合が始まる。ボールを持つドリアンに今度は車谷がひとりでつく。
ドリアン「OH!ベイビーちゃん、どこから紛れ込んだんデスカ?早く幼稚園に帰りナサーイ」
車谷「高校生です!」
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0ch BBS 2007-01-24