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【反抗など】城山正の挑戦10【無駄無駄無駄ァ!】


[68]城山正 ◆2veE6wGXw2 :2009/02/04(水) 01:17:13 ID:Expzjz7Y
お兄ちゃん?→ クラブ10 =クラブ   →結局夕食の時間まで帰ってこなかった。学校以外の場所で練習してたんだ…
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どこかでカラスが鳴いている。もう夕方だ。家の玄関に座って兄の帰りを待つ正美には既に時間の感覚がなくなってきていた。

正美「…お兄ちゃん帰ってこない…お母さんは今日はサッカー部は休みになったって言ってたのに」

もう1人で練習に行ってしまおうかと何度も考えたがその度に

山森「もうちょっと待ってれば帰って来るかも。中学って学校長いし」

と、なかなか踏ん切りがつかず、ついには夕食の買い物に行った母親も帰ってきてしまった。

ママ「あら、正美。練習に行くんじゃなかったの?」
正美「…お兄ちゃん待ってるの」
ママ「正吾も遅いわね。居残り勉強でもさせられてるのかしらねえ。
    さ、正美。練習行かないんだったら夕食の支度手伝ってちょうだい」

スリッパに履き替え台所へ向かう母親の後について正美も台所へ。
結局兄の正吾は夕食の支度が出来るまで帰ってこなかった。

正美「あ、お兄ちゃん帰ってきた。遅いよー。待ってたのにー」
正吾「サッカー部休みだから、大友中の真似をしてランニングしてきたんだ。
    30キロって結構あるなぁ。よく大友中の連中毎日走るよ。
    って正美、何怒ってるんだ?」
ママ「この子ったらお兄ちゃんと一緒にサッカーするって言ってずっと待ってたのよ」
正吾「なんだ、そうだったのか。それは悪いことをしたな。また今度な。今度一緒にやろう」
正美「今度っていつっ!?また明日からサッカー部の練習でしょ!?うわ〜ん」

泣きながら自室へ駆け上がっていく正美。

ママ「あらら。あの子本当にお兄ちゃんッ子ねえ。正吾ちゃんと謝っときなさいよ」
正吾「…うん。そうするよ」


0ch BBS 2007-01-24