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【貰うぜ】キャプテン森崎31【ブラジルNo1】
[175]2 ◆vD5srW.8hU
:2009/02/28(土) 22:58:07 ID:xooFfkns
今日の試合が全て終了したので帰路に着き始めるフラメンゴの三人組。
彼らの話題は勿論、驚異的な攻撃力をみせつけたサンパウロについてである。
ジェトーリオとサンタマリアは緊張を隠せない表情だったが、カルロスは余裕を伺わせる笑顔を保っていた。
コインブラ「フッ、甘いな」
カルロス「えっ?」
アルツール・アンチネス・コインブラが彼らに声をかけてきたのはその時だった。
コインブラ「あの程度の力を脅威と感じている様では先が思いやられるぜ」
ジェトーリオ「はあ…?キミ誰?僕たちがフラメンゴの選手だって知ってるんだよね?」
コインブラ「知っているさ…だがこの大会、お前たちフラメンゴの優勝は無いかもな」
サンタマリア「…何処の誰か分からない奴にそんな事を言われてもどうしようもないんだが」
見ず知らずの相手にいきなり挑発的な言動をぶつけられ、ジェトーリオは呆れサンタマリアは警戒する。
一方カルロスは黙ったままコインブラをじっと見つめていた。コインブラはそれら全てを気にせず唇の端を吊り上げた。
コインブラ「お前達ではスーパーストライカーにはなれないんだよ。ひょっとしたらサンパウロの10番ならなれるかも知れんが…」
サンタマリア「スーパーストライカー?ジャイロの再来になれ、と言う事か?」
ジェトーリオ「うちのカルロスくんは既にそういう風に評価されているんですけどねー」
コインブラ「そうじゃない…いずれ分かるさ。それまで精々頑張るんだな」
ジェトーリオ「あっ、おい!待てよ!」
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