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1- レス

【貰うぜ】キャプテン森崎31【ブラジルNo1】


[563]2 ◆vD5srW.8hU :2009/05/08(金) 19:05:09 ID:9vIIh19x
>A 「まーユニフォームの交換でもしとくか?サイズは違いすぎるが」無難に対応する。

ディウセウのスポーツマンらしく清々しい負けっぷりに毒気を抜かれた森崎は
彼相手に憎まれ口を叩いても退屈だろうと判断し、自分のユニフォームを脱ぎ始めた。
しかしディウセウは右手を前に出しそれを制止してきた。

ディウセウ「おっと、悪いがそいつはナシにしてくれ」

森崎「なんだ?さっきのは口先だけかよ」

ディウセウ「いやな…そろそろだな。うちのベンチの方見てくれよ」

森崎「?」

ガンッ!ベキッ!ボゴッ!

森崎がサントスベンチの方に首を向けるのと、ザガロがパイプ椅子を蹴って破壊し始めたのはほぼ同時だった。

森崎「…おいおい。備品にあんな事したら出場停止食らうんじゃないか?」

ディウセウ「それはでぇーじょうぶだ。あれ、ザガロの私物だから」

森崎「備蓄してんのかよ!…苦労してるんだな」

ディウセウ「まっな。でも、あいつはオラが諦めてもまだ諦めなかった…そういう所は
見習わなくちゃいけねぇんだ。だから、すまねえけどオラはおめえのユニフォームは受け取れねえ。
今よりもっともっと強くなって次はホントにおめえを倒すんだかんな。じゃあ、またな」

森崎「………」

あくまで気の良い笑顔を浮かべたまま立ち去っていったディウセウの背中は
敗者の小さく見えるそれではなかった。次に戦う時は今よりずっと強くなっている…
森崎にその言葉を疑う理由は何処にも見出せなかった。


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0ch BBS 2007-01-24