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1- レス

【貰うぜ】キャプテン森崎31【ブラジルNo1】


[586]2 ◆vD5srW.8hU :2009/05/12(火) 01:34:27 ID:jsbbJywP
〜サンパウロのロッカールーム〜

ロベルト「よし皆聞け。スタメンはFWにプラトン、ストラット、ジウ。MFにバビントン、翼、マウリシオ。
DFにドトール、アマラウ、マリーニ、リマ。GKはレナート。今日もベストメンバーで行く」

ロベルト・本郷の短い試合前ミーティングはまずシステムとスタメンの発表から始まる。
そして次は彼が”勝利のおまじない”と呼んでいる部分…敵チームデータのおさらいだ。

ロベルト「皆敵データはしっかり予習してあるな?それじゃ試合前の何時もの儀式だ。
グレミオはGKメオンがそこそこ強いが、翼やストラットなら特に問題は無いだろう。
MFにダ・シルバとか言うドリブラーが居るが、そいつさえ止めれば点を奪われる事は無い。以上」

バビントン「(毎度毎度あっさりだな〜。僕達を信頼してくれているんだろうけど)」

マウリシオ「(結果さえ出せば好き勝手にやらせてくれるんだから有難いよな〜)」

ロベルトは常日頃から選手達に”対戦相手のデータなんか自分達で調べろ、プロなんだから”と
言い聞かせており、自分からは試合前に敵チームの特徴をざっと述べる事しかしない。
これは彼が一度に多くの選手を感情移入せず客観的に分析する事が出来ない故の方策だ。
自分の欠点を自覚してから彼は逆転の発想で”監督がやるよりも選手にやらせた方が良い”と言う
哲学をぶち上げ、その代わりにアレコレ言わず自由を与える事で選手達を飼いならしているのだ。


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