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【貰うぜ】キャプテン森崎31【ブラジルNo1】


[627]2 ◆vD5srW.8hU :2009/05/16(土) 19:17:44 ID:8/6BKXL2
数分後、ストラットとドトールの相部屋には6人の姿があった。
ベッドに腰掛け俯くストラット。彼を腕組みして静かに見詰めるバンビーノ。
ドトールとアマラウに引っ張られて退出させられるマウリシオ。
そしてカフェインレスコーヒーを淹れている翼である。

マウリシオ「なんでキャプテンだけ!ずるいっしょー!?」

ドトール「部外者と二人きりにする訳にもいかんだろうが」

アマラウ「お前が居ると進む話も進まんしな」

ズルズルズル…バタン。

翼「すまない、騒々しい連中で…ブラックで良いかい?デカフェだから味は保障しないけど」

バンビーノ「ああ、ブラックが好みだから有難いよ。サンキュー」

ストラット「…俺の重荷を背負うつもりは無いんじゃなかったのか?」

翼「その通り。俺はキャプテンとして揉め事が起きない様に監視しているだけだよ。
万が一このバンビーノと言う男が君を負傷させたりしたら一大事だしね」

バンビーノと友好的に会話する翼の存在が気に食わないストラットは文句を言う。
しかし今の彼と翼では精神的な余裕の度合いに圧倒的な差があり、シレッと模範解答で
返されると何も言い返す事が出来ない。そんな彼の姿を見てバンビーノはクスクスと笑った。

バンビーノ「サンパウロの天才MFはキャプテンとしても優秀みたいだね、ストラット」

ストラット「……………」


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