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【貰うぜ】キャプテン森崎31【ブラジルNo1】


[629]2 ◆vD5srW.8hU :2009/05/16(土) 19:18:43 ID:8/6BKXL2
バンビーノ「これがイタリアサッカー協会からの正式な書状だ。きちんと会長のサインもついているぞ。
お前を説得出来るのは俺だけしかいないと言われて、遥々大西洋を越えてきたんだよ」

ストラットは震える手でバンビーノが差し出した書状を受け取り、何度も何度も目を通す。
そして彼は大きく息を吐き恐る恐るバンビーノを見上げた。

ストラット「バンビーノ…俺を、俺を…許してくれると言うのか?」

バンビーノ「いいや、許さない」

ストラット「!?」

バンビーノ「俺を負傷させた事自体は良いんだ。あれは完全に事故だ。俺が許せないのはその後お前が
イタリアJrユースをメチャクチャにした事だ。何故俺の分まで戦ってくれなかったんだ?」

ストラット「………」

バンビーノ「だが、あの時…病室で許しを請ったお前と口を利かなかった俺にも責任があると言えばある。
だから、お前を許す事は出来なくても…イタリアユースには参加してもらいたい。もう一度共に戦いたいんだ」

ストラット「バンビーノ…」

翼「………」

己の心を包み隠さずぶつけてくるバンビーノに揺り動かされるストラット。しかしこれだけで
折れた心を繋ぎなおすには彼の今まで積み重ねてきた後悔と自己嫌悪はあまりにも大きすぎた。

ストラット「だが…俺にもう一度アズーリを名乗る資格があるとは思えない。
例えお前やサッカー協会が言ってくれても、ジェンティーレやランピオンはきっと…」


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0ch BBS 2007-01-24