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【貰うぜ】キャプテン森崎31【ブラジルNo1】
[630]2 ◆vD5srW.8hU
:2009/05/16(土) 19:19:04 ID:8/6BKXL2
バンビーノ「確かに…あいつらと話す事は何度かあった。ランピオンはお前の名を
聞きたくも無いと言っていたし、ジェンティーレに到ってはお前が他の国の国籍を
取る事を望んでいたよ。世界の舞台で自分の手で叩き潰す為にな」
ストラット「………」
バンビーノ「だがストラット…これを見てくれ」
ストラット「え?」
バンビーノは持ってきたカバンからいくつかバインダーを取り出し、それを一つ一つ
ベッドの上に並べていった。ストラットは訝しげにそれらの一つを手に取り…真っ青になって
次々と目を通し始めた。興味を引かれた翼もストラットが見終わったバインダーを音読し始める。
それはフランス国際Jrユース大会後、当時のイタリアJrユースのキャプテンだった
ジノ・ヘルナンデスがその後どんな目に会っていたかを示す記録だった。
翼「これは…イタリアのスポーツ新聞や雑誌のスクラップブックか。
『金メッキの右腕、7失点で剥がされた下にあったのはボロボロの鉄屑』
『これで今後数年はイタリアは守備が堅いなどとは言えなくなってしまった』
『この世代のアズーリはフランス中、否、欧州中の笑い者である』
『インテル、ブラジル人GKの育成開始。ジノ・ヘルナンデスは解雇か?』…」
ストラット「…あああ、ああ、あ…」
翼「そうか、イタリアのGKはあの後こんな目に…見るに耐えないな」
ストラット「う…うぅううう…うぉおおおおお…!!」
想像こそしていたものの実際は確認する勇気が無かった、部外者の翼ですら顔をしかめる程
悲惨な現実。それを直視させられたストラットは額を抱え悲鳴とも号泣ともつかぬ唸り声を漏らした。
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0ch BBS 2007-01-24