※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ
現行スレ
投票
最新20
板
1-
前
次
新
レス
【ペテン師の】森崎in異世界2【猪狩り】
[783]キャプ森ロワ:2009/03/22(日) 21:40:52 ID:vWsPjgcg
ガーネフ「…ここまでか…」
その様子を見たガーネフは特に驚くわけでもなくそう言いながら自らの右手を見やる。
リンダはその状況を呆然と見ていたが、森崎がゆっくり崩れ落ちるのを見ると、自らの体の痛みも
忘れて森崎のところへ駆け寄る。そして森崎の体を支え状態を確かめる。
息はかろうじてあるようだった。まだマフーの魔力が届いたばかりだったのが幸いしたようだった。
その様子を見ているガーネフは特に何をするでもなく、アルスとクレアの方へ顔を向ける。
視線の先にはクレアの前にうつ伏せで倒れているアルスの姿があった。
森崎とリンダを助けに入ろうとして、後ろからクレアに魔法を撃たれたのだ。
クレア「…気付かれたみたいね…せっかくこれからなのに残念ね…」
今まさにアルスに止めを刺そうとしていたクレアは残念そうな表情を浮かべ剣を仕舞う。
そのクレアにガーネフが近寄り、
ガーネフ「…他愛も無い…これがお前が警戒していた勇者とやらか?…この程度ならば
マルス王子の方が余程マシじゃな…とんだ茶番に付き合わされたものだ…」
倒れているアルスを見て言い捨てる。その言葉にクレアは不適な笑みを浮かべ、
今までのと全く異なる声色を発する。
クレア「…そう思うのはお前の勝手だがな…」
それだけガーネフに告げると、アルスを肩に担ぎ、森崎を抱きかかえるリンダの方へ歩み寄り、
リンダにニッコリと微笑みかけながら
クレア「…とりあえず黙って付いて来て貰えるかしら?一応この場で命を奪うような真似はしないわ…
まぁ選択の余地は無いと思うのだけど?そっちの坊やも早く治療しないとまずいでしょうし」
と元の声色で淡々と告げる。リンダはキッとクレアとガーネフを睨みつけた後、抱きかかえている
森崎を見て、黙って頷く。
前
次
写
0ch BBS 2007-01-24