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【ペテン師の】森崎in異世界2【猪狩り】


[807]キャプ森ロワ:2009/03/24(火) 21:00:52 ID:yzZmwws+
リンダ「…それなんだけど…この結界がある限り…恐らくガーネフ達も私達に手が
出せないんじゃないかしら?」

森崎「はぁ?この結界ってあいつらが作ったもんじゃないのかよ?」
当然の疑問を森崎は言うが、

リンダ「…それだと私達は今頃全滅してるわ…あの時ユーゾーを襲ったマフーは突然
はじかれ、アルスに止めを刺そうとしていたあの女も急に剣を止めた…結界が
はられたとなれば…ガーネフ達があの時に結界をはる理由は無いのよ…だから
恐らく結界をはっている人物は別にいるはずよ…」

森崎「…とは言ってもなぁ…今何時位だ?」
森崎が聞くと、

リンダ「…少なくとも日は跨いでるわね…」
リンダは少し表情を曇らせながら言う。

森崎「…だったら尚の事早く抜け出さないと…試合が始まっちまう…」
そう言うと、森崎は鉄の扉の前に立ち、とりあえず蹴ったり引っ張ったりを始める。
その行動自体は無駄なものであるかもしれないが、それを見たアルスとリンダに活力を
与えたことは間違いなかった。

アルス(…森崎の言うとおり今は脱出の方法を考えよう…クレアの事は後だ…)
リンダ(そうよね…こんな所で捕まってる場合じゃ無いわ…今頃お姉さま達にも心配を
かけてるだろうから早く帰らないと…)
アルスとリンダは顔を合わせると、森崎を手伝うべく立ち上がった。


0ch BBS 2007-01-24