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1- レス

【ペテン師の】森崎in異世界2【猪狩り】


[813]キャプ森ロワ:2009/03/25(水) 01:18:53 ID:gSEGhLNQ
C 「どこにだ?」

勿論チャンスにはチャンスだったが、このまま黙って言うことを聞くのも癪に触るので
主導権はあくまでこちらにという意味でも問うたのだが、金髪の少年は顔だけこちらへ向け

金髪の少年「…ついて来れば分かる」
とだけ言い、そのまま歩みを止めない。

森崎「お、おい!」
森崎はその背中に呼びかけるが一向に振り返ることなく進む。

アルス「…しょうがないな…罠にしろついていくしかない…」
リンダ「そうね…どちらにしろ選択権は無いみたいだし…」
と二人は少年を追う姿勢を見せる。それを見た森崎も一つ溜息をついてから少年を追った。

森崎が少年の隣に並ぶと、少年は不意に森崎の顔を覗き込んできた。

森崎「な、何だよ…」
その冷徹な視線に森崎は一瞬怯むが、もう少し注意深く観察をしていたなら少年の視線に
興味という感情が混じっていたのが読み取れたかもしれない。

金髪の少年「…成る程な…」
とだけ呟くとそれから一切森崎達と言葉を交わすことは無かった。

どれ位城の中を進んだだろうか、少年の案内に従い、階段を降りるにつれアルスが
険しい表情を浮かべる。そして最深部と思われる場所まで来ると、何やら怒鳴り声が聞こえてきた。

リンダ「え…?この声って…」
その声に聞き覚えのあるリンダは信じられないという思いだった。


0ch BBS 2007-01-24