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1- レス

【東方コンビ】キャプテン霧雨15【相打つ!】


[549]キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2009/02/27(金) 19:00:36 ID:???
大妖精「え、え!?…あの…オーバーラップは?……」

(12)馬宮「いや…オーバーラップも何も、試合終了だろ」

大妖精「そ、そんな!?」

(3)三原「っていうか…ドリブルしたいならフィールダーに転向したら?」

大妖精「何言ってるんですか!ここからオーバーラップするからいいんですよ!」

(12)馬宮「(……こいつも変人だったのか)」

やれやれ、と息をつく守備陣。試合が終わり、弛緩した空気が流れる。

(12)馬宮「お、イテテテ……」
省20

[550]キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2009/02/27(金) 19:01:03 ID:???

三杉「やられたね……」

神奈子「ああ。火力は充分だと思ったんだけど」

三杉「やはり、主砲までパスが届かないのが一番痛かったね……永琳さん、彼女は別格過ぎた」

やれやれ、と馬宮たちをベンチに連れて行く永琳を見ながら肩を2人はすくめる。
そこに、射命丸と彼女に連れられた田中と岡山が歩いてくる。

射命丸「まったくですよ。あのパスをカットされた時は、目の前の光景を疑いましたからね」

(11)田中「あ、あの…僕は……」
省18

[551]キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2009/02/27(金) 19:01:35 ID:???
(13)岡山「はい!…田中も行くよな!」

(11)田中「もちろん!」

射命丸「あ、いいですねぇ。ちょっと物足りなかったのですよ」

神奈子「つーか、アンタも大概ヘタれてたねぇ…」

射命丸「むぅ、あの馬宮にはいつか借りを返させていただきますよ」

言って、もう一度永琳たちを振り返る射命丸。

三杉「(…彼も大変だね。ともあれ、僕にも目標が見つかった…かな)」



[552]キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2009/02/27(金) 19:01:53 ID:???

松山「あーあ、勝てなかったかぁ」

パチュリー「ふっ、まぁ当然よ」

天子「アンタが特に活躍したわけじゃないけどね」

パチュリー「1点も取れなかったくせに」

天子「う…」

松山「っていうかさぁ……後半のアレは一体なんだったのさ!倒れたから心配したってのに!」

んもう、と声を荒げる松山。パチュリーは面倒そうに顔を向ける。

パチュリー「ま、メイドの奇跡よ」

松山「ワケわかんない……」
省16

[553]キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2009/02/27(金) 19:02:19 ID:???

鈴仙「………」

(1)美味「その…えっとだな。鈴仙…さん、アンタもあんなに…?」

鈴仙「まさか。……師匠には、多分どう足掻いても勝てないわ」

(1)美味「……そうか。でも、でもよ…勝ちたい、とか…見返したい、とか…思わないのか?」

その言葉に、数瞬うどんげは考え込む。
考えてから、言葉を返す。

鈴仙「…考えたこともあるけどね。勝てない。そう考えて関係を構築するのが賢いのよ」

(1)美味「……………」
省22

[554]キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2009/02/27(金) 19:02:37 ID:???
(1)美味「…まだ、不燃焼気味だ。俺は三杉さんたちに混ざって蹴ってくる。鈴仙さんは?」

鈴仙「私は行かないわよ」

(1)美味「そうかよ」

諏訪子「あ、私も行くよ!」

フラン「私も私もー!」

騒がしく(主にフランが)歩いていく。
それを見ながら、もう一度うどんげは溜息をつく。

鈴仙「ま、愛があれば余裕ってことよね。さぁーて、治療を手伝ってこようかな」



[555]キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2009/02/27(金) 19:02:52 ID:???

(6)柴田「うおーっ、今日はすげぇもん見たなァ!」

チルノ「あたいのシュートだろ!」

(6)柴田「ばっか、違ぇよ。あのドッカーン!ってシュートだよ」

空「あ、あのえーと、神奈子の」

(6)柴田「そうそう、アレ撃ちてぇな!」

(7)金木「撃ちたいのは勝手だが…人間を逸脱しないでくれよ、柴田」

頭を抱えつつ、金木が柴田の肩に手を置く。

(6)柴田「お、金木っちゃんじゃないか。いやぁー、今日は大活躍だったじゃん!」
省12

[556]キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2009/02/27(金) 19:03:22 ID:???
(2)浅海「し、師匠!今日はすごかったですね!」

萃香「あー…そうでもないって。5失点だもんさ。誇れないって」

早速瓢箪から酒を飲み始める萃香。
その弟子である浅海も、紙コップに酒を注がれている。

幽香「……春に桜、夏に星…だったかしら?飲むには早いのではなくて?」

萃香「んな堅苦しいこと言うなっての。ああ酒が美味い」

呆れた幽香にも一顧せずに萃香はまだまだ飲む。
浅海は多少気後れがあるのか、コップに口をつけていない。
省25

[557]キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2009/02/27(金) 19:03:40 ID:???
輝夜「あら、いいせんべいじゃない」

バリボリバリボリ…

ルーミア「美味しいよー」

ミスティア「実況疲れた…」

妹紅「しかし…これだけのカンペ、誰が作ったんだ?」

リグル「気づいたら手元に」

ルーミア「ねー」

妹紅「(ああ、多分あのスキマさんか)」

バリボリ…

輝夜「……ま、妹紅も私のライバルとしては不足ない活躍と認めてやるわ」

妹紅「そりゃどーも」



[558]キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2009/02/27(金) 19:04:00 ID:???
ミスティア「もぐもぐ…そういえば、喧嘩しないのね?」

輝夜「私闘は主に禁じられてるのよ」

ルーミア「ふーん」

実況組はそれ以上興味を示そうとせず、せんべいに手を伸ばす。
蓬莱2人組もそれ以上語ろうとせず、せんべいに手を伸ばす。
……やがて、せんべいはなくなった。

輝夜「最後の1つは私のよ!」

ルーミア「渡さないよ!」

妹紅「(……こんなことで喧嘩するなよ…私闘だろ、それも…)」



[559]キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2009/02/27(金) 19:04:34 ID:???

霊夢「…………………………」

周囲がそれぞれ散っている中、霊夢はグラウンド端の芝生に寝転んでいた。

霊夢「カカシ…か。私が言えた義理じゃなかったわね」

呟き、彼女は静かに目を伏せた。




0ch BBS 2007-01-24