【アキバから】城山正の挑戦11【ダンジョンまで】

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第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票

[444]城山正 ◆2veE6wGXw2 ：2009/03/20(金) 23:04:41 ID:N8y6IbYU
正吾の放課後→ クラブ10 ＝クラブ　　…お兄ちゃん出てこない。どうしたのかな？
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目の前をたくさんの中学生が通り過ぎていく。校門前に張り付いている小学生に気を止めるものはいない。
正美のほうも見知った顔がないので、黙って通り過ぎていく中学生を見送る。

正美（お兄ちゃん遅いな。授業まだ終わらないのかな）

そうこうしているうちに生徒の流れが途切れ、変わって校庭のほうから部活の掛け声が聞こえてくる。
先ほどはロードワーク出て行くバレー部を見送った。

骨川「アレ？正美ちゃん？」
正美「あ、骨川さん。…お兄ちゃんはまだですか？」
骨川「あ～キャプテン待ってるのか。そりゃそうか。
　　　　今日は多分遅くなると思うよ。ウチらサッカー部がゴールデンウイーク合宿やってたのは知ってるよね？」
正美「ハイ」
骨川「そのおかげでゴールデンウイークの課題が出来てないやつがいるわけ。剛田とか野比とか。
　　　　キャプテンはさすがにしっかりやってたみたいだけど部員の中にやっていない奴がいるとマズイって監督がね」
正美「……」
骨川「今部室で勉強会になってるよ。
　　　　出来杉とか山田とかが一緒に見てるけど、相手が相手だ。夕食までに終わればいいなじゃないかな」
正美「…そうですか…。ありがとうございます」
骨川「あ、うん。それじゃあね」

校門をくぐり家路に着く骨川。それを見送ってから正美もノロノロと家路に着く。

正美「えぐえぐ。…お兄ちゃん。えぐえぐ」

涙目で家路を歩く正美。
彼女が兄と一緒にサッカーが出来る日ははたしてくるのだろうか。

前次写

0ch BBS 2007-01-24