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【アキバから】城山正の挑戦11【ダンジョンまで】


[541]城山正 ◆2veE6wGXw2 :2009/03/24(火) 00:53:03 ID:PKwAOA0I
A よし私が飼う
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美津乃「…よしおいで」

ひょいっとダンボールから子猫を抱え上げる。
路地の奥に視線をやると、一回子猫をダンボールに戻すとカバンからハンカチを取り出し水の入っていた小皿を包む。

美津乃「いっしょに持って行こうね」

それからサインペンを取り出すとダンボールに何事か書きつける。

美津乃「よし、それじゃ。
     わーかわいいねこーっ!おうちでかおーっと!」

わざとらしく、大きな声で言うと子猫を抱いて路地から出て行く。
エンジン音が聞こえてしばし。路地の奥から小学校低学年の女の子が出てきて子猫の入っていたダンボールを覗き込む。
ダンボールにはサインペンで

『このねこは わたしが たいせつに かわいがるね。つきほし みずの』と書かれていた。

その下にはニケの住所も書き込まれている。

少女「……おねえさん…。チビを可愛がってあげてね」

涙声で少女はつぶやくとメッセージの書かれたダンボールを引きちぎって路地の奥へと駆けていった。

美津乃が猫を飼い出しました。


0ch BBS 2007-01-24