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【アキバから】城山正の挑戦11【ダンジョンまで】


[999]城山正 ◆2veE6wGXw2 :2009/04/18(土) 02:02:36 ID:???
次に映ったのは?→ ダイヤ4=4・5 城山家の居間
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秋津姫が次に手を止めた時に映ったのはたぶんタンスの上に置かれた花瓶か何かの水に映し出されているのだろう
魚眼レンズを通して見える光景は民家の居間のようだった。
ちょっと目を細めるとその魚眼効果は拡散し新たに平面として像を結ぶ。
ちゃぶ台をはさみ初老の男とその妻であろう女性がお茶を飲んでいた。

城山母「お父さんお茶が入りましたよ」
城山父「おお、ありがとう」
城山母「最近、正の監督としての働きはどうなんです?」

サッカーに疎い母親は城山の働き具合が今ひとつつかめていない。ただ単に週末に子供達と遊んでいるだけに見えている。
対する父親は市のサッカー協会の会長である。彼の元へは市内の様々サッカーに関する情報が届いている。
その中にはもちろん南葛SCの報告もある。
先日のシード権を賭けた大会でベスト4に勝ち残ったこと。練習時に選手にケガをさせて父兄からつる仕上げをくったことetc。

城山父「…ウム。まあまあといった所か。今年の静岡県大会ではそれなりの所まで…イヤひょっとすると全国大会まで…」
城山母「いやですよ。お父さんったら。親バカなんだから。正が監督やってるサッカーチームなんですよ?」

母親の中では4年前3年前にあった全国大会2連覇はただのまぐれといったことになっている。

城山母「早くちゃんとした仕事についてお嫁さんでももらってくれないかしらねえ」

そうボヤくと彼女もお茶を一口飲む。
彼女の心配はいつまで一人立ちしない一人息子の将来だった。

城山母「正のことを任せられるようなしっかりした娘さんっていないものかしらねえ」
城山父「しっかりした娘さんが正しの嫁になるわけがないだろう」
城山母「それもそうですねえ」

それ以降二人で黙ってお茶を飲み続ける。
話が湿っぽくなってきたので秋津姫は画面を切り替えた。


0ch BBS 2007-01-24