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1- レス

キャプテン森崎外伝スレ4


[437]タイトル未定:2009/04/13(月) 00:14:00 ID:???
次に反町達は三人で円を組み、小さなパスワークの練習に取り掛かった。
こちらも、やはりというべきか静葉に軍配が上がった。
先ほどのドリブルほどではないにしろ、静葉のパスは素人とは思えないものである。
穣子も、ドリブルに比べれば幾分かマシなパスを回してはいたが……。

反町(静葉さんは、MFとして十分活躍が出来そうだな……今はまだ俺の方がドリブルもパスも上手いけど。
   そこを集中して伸ばせば俺をすぐに追い越しそうだ……悔しいけど)


続いて、三人はゴールの前に陣取りミドルシュートの練習の取り掛かる。
まずは手本とばかりに反町がシュートをゴールの右隅へと決めると、静葉と穣子は歓声を上げる。

静葉「流石ね、一樹君」
穣子「うんうん、やっぱ超強力な助っ人なだけはあるね」

慣れない賞賛に戸惑いながら、反町は二人にもシュートを打つように促す。
まずは静葉が打ち、ゴールのど真ん中にシュートを決めた。
MFにしては中々の威力だったが、多少腕に覚えのあるキーパーなら容易く止められるだろうシュートだ。

反町(とはいえ、それでもこれだけ威力があれば十分だ……さて、問題はFW志望の穣子だが)

ドリブルが下手な穣子がFWとして活躍するには、シュートの威力に期待をするしかない。
シュートフォームに入った穣子を見つめ、穣子がボールを蹴った瞬間……。
反町は、目を見開いた。


0ch BBS 2007-01-24