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キャプテン森崎外伝スレ4


[792]タイトル未定:2009/05/22(金) 01:19:12 ID:pu1kOkBM
A:「まぁ……折角だし」申し出を受ける


滝(わざわざこんなことを言ってくるってことは俺に期待してるってことだよな。何時までも修哲トリオって言われるのもアレだし……)

 しばらく考えた後、滝は片桐と握手を交わした。

滝「わかりました。折角の申し出ですし、受けさせてもらいます」

片桐「そうか。助かったよ、来生はなんかよく分からないし井沢には断られるしお前にまで断られたらどうしようかと思ってたんだ」

滝(ええー、俺って予備の予備くらいの扱い?)

 若干不安を感じながらも、滝は南葛高校ではなく片桐の推薦した別の高校へ進学することにした。



 そして4月、神奈川の高校に入学した滝は衝撃の事実を知ることとなる。

学生「え、サッカー部? ウチの学校にサッカー部なんてないよ」

滝「なん……だと……」

 そう、滝の入学した高校にはなんとサッカー部がなかったのだ。
 呆然とする滝だったが、ふと以前の片桐の言葉を思い出した。

滝「(そういや片桐さんが言ってたな、「ぬるま湯につかっていては折角の才能も開花するのは難しい」って。
  成る程、サッカー部すらない劣悪な環境からはい上がってこそ真の実力が身に付くってことか……)
  よし、ならまずはサッカー部作りからだ、やってやるぜ!」

 ちなみに、片桐はうっかりミスで滝をサッカー部のない学校に放り込んでしまったのだが、滝は知るよしもなかった。


0ch BBS 2007-01-24