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1- レス

【長すぎる】森崎有三世界を駆ける【プロローグ】


[139]世界を駆ける:2009/03/23(月) 13:10:43 ID:???
満身創痍の改造人間→  ダイヤA
ダイヤ、ハート→捨て台詞を吐いて逃げ出した


思わぬ反撃を受けたデブAだったが、彼は意外と冷静であった。
デブA(まさか…こんなことが…。この状態では闘えない。それに姫はここにはいないと言う。
     となれば、もうここには用は無いということになる。この屈辱は晴らしたいが、止むを得まい)
そう思い、ゆっくりと顔を上げる。潰れた目が痛々しかった。

デブA「よく俺をここまで追い詰めた!だが俺の目的はあくまで姫。その姫がここにいないとなれば
     もう貴様等と争う理由も無い。よってこれで失礼させてもらう。さらばだっ!!」
デブAは鈍い歩みで去っていった。

森崎「…まだ挑んでくるか、負け惜しみを言ってもっと無様に逃げていくものだと思っていたが、案外あっさりと去って行ったな」

琴音「そうねぇ。『覚えてろ!今度会った時こそ貴様等の最期だ!』くらい言うかなぁなんて思ってもいたけど…」

骨川「まぁ、もう二度と会いたくないからいいんですけどね…」

いのり「全くですね」

真弓「まぁ取りあえず危機が去って何より…って、ちょっと!大丈夫!?」
その声に振り向いた森崎は、辛そうに真弓に抱きかかえられている姫を見た。
ちなみに真弓の身体のサイズは小なので、姫が地面に付かないようにするのがやっとだ。

森崎(こんな時くらい大人に戻ればいいのに…)

姫「…大丈夫です。少しクラっと来ただけで…」

真弓「長く『魔法』を使いすぎたのね」

骨川「僕がモタモタしてた所為ですね。すいません…」


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