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【長すぎる】森崎有三世界を駆ける【プロローグ】
[347]世界を駆ける:2009/04/15(水) 21:52:31 ID:???
森崎のメガネっ娘「な、何なの…?」
不気味な目だ、とメガネっ娘は思った。だが…
メガネっ娘(あの目…どこかで見たことが…?)
いや、そんなことあるはずがない。あれは生物の目ですらない。彼女はそう思い直す。
化け物に見られている時間は長かった。いや、実際はそんなに長くない、もしかしたら数秒のことだったのかも知れない。
それでも彼女にはとてつもなく長く感じた。そしてその時間は唐突に終わった。
化け物が突然辺りをキョロキョロしだしたのである。それはとてつもなく不気味な光景であった。
そして…化け物はいきなり走り出した。ポツンと残される二人。
メガネっ娘「一体何だったのかしら…」
そう思うメガネっ娘の身体は震えていた。化け物が居なくなってもそれは止まる気配が無い。
ドサッ
化け物と対峙していた女性が地面にへたり込んだ。
慌てて駆け寄るメガネっ娘。
メガネっ娘「大丈夫ですか?しっかりして下さい」
そう言って身体を揺する。女性は放心しているようだった。
ふと辺りを見ると、地面が広範囲にわたって凍っていた。
メガネっ娘(さっきの怪物が吐いたのは氷か何かだったのね)
美津乃「あ…うん、大丈夫…」
少し遅れて美津乃が返事をした。少々怪我をしていたが、どうやら無事のようだ。
メガネっ娘は安堵の表情を浮かべた。
〜〜〜 ここまで回想 〜〜〜
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0ch BBS 2007-01-24