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【1000だと言ってよ】キャプテンブライト5【バーニィ】


[688]キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/01/26(水) 02:35:19 ID:9NCLerI2
 中原 岬の持ってきたコーヒーを。セシリーは一口飲んで。それ以上は飲まなかった。
 一方の新平も同じだ。口をつけたのは、最初の一口だけ。あとは無表情を装って、セシリーのほうを見ている。

セシリー「それでは…。新平さん。事態は数年前と比べて、極端に悪化しています。
 大手のスポーツショップ、ショッピングモールが進出してきて、商店街はシャッター通りとなっています。
 田舎も酷いものですけど、東京の商店街だって、酷いです。お客は全て、大手に取られました」
月星 新平「ふむ」

セシリー「コンビニやスーパーマーケットが進出し、昔からある商店街は活気が失せて、皆、店を畳みます。
 外食産業も同じ。ハンバーガーショップから牛丼屋まで、全てが大手です。個人経営の店はやっていけません。
 私は…全国の。東京・世界・宇宙を含めた『商店街組合』の代表として、ここに来ました」
月星 新平「で、そこは僕に何をさせたいんです?」

セシリー「破壊を。大手のショッピングセンターに、正義の鉄槌を」

月星 新平「……。血が、流れますよ?」
セシリー「はい?」

月星 新平「大手のチェーン店ったって、法律を守り、市場で戦って成功しただけです。
 それは資本主義としては当然と言えます。…個人経営のショップは、平等に戦って、ただ負けるだけのこと。
 仮に僕が、大手のチェーン店全てを潰したとしたら。そこの大勢の従業員は、職を失います。…それが、正義ですか?」

セシリー「いえ…」


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