【魔理沙のくせに】キャプテン霧雨17【なまいきだ】

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[364]キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o ：2009/03/25(水) 17:39:48 ID:???
神綺「…言ったわよね？」

紫「ええ、確かに」

神綺「オシオキの時間……始まるわよ！！」

再び背から3対の羽を広げ、激しく狂おしく弾幕を放つ神綺。
高笑いをあげながら、スキマからありったけの弾幕を放つ紫。

紫「守矢の神！あなたがトドメを刺したいんでしょ？なら…」

神綺「私たちに殺られないうちに殺ることね！！」

諏訪子「……了解だよ」

そう言って、諏訪子はゆっくりと、静かに弾幕の中デュランへと向かう。
彼女にとって許せないのは、デュランが自分にトドメを刺そうとしたことではない。
それは戦いでは当然のこと。そんなものでは彼女の怒りの理由にはならない。
許せないのは、庇われた自分の情けなさ。
神の諏訪子とは違い、簡単に死んでしまう人間。人間に庇われるとは、神としてこれほど情けなくある瞬間があるだろうか。

諏訪子「（人の信仰で在ることができる私たちは……儚い存在でしかない。けど、人を守ることができる。そのための神徳。
　　　　　　その力があって…何故、私は守られている？守るべき、人という存在から。妖怪という存在から。
　　　　　　…神様失格だね。神奈子がいたら大笑いだろうね…でも、このままで終わらせる気はないよ……）」

前次写

0ch BBS 2007-01-24