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【魔理沙のくせに】キャプテン霧雨17【なまいきだ】
[365]キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o
:2009/03/25(水) 17:40:20 ID:???
神綺「ちょ、ちょっと…当たっちゃうんじゃ…」
紫「大丈夫よ。…今の彼女は、弾が避けるわ」
弾雨の中、ケロソード片手に諏訪子は歩みを止めない。
不惑に、不乱にデュランへ突き進む。
諏訪子「(戦える力はあるかもしれない。だからといって、人が守るべきものであることに変わりはない。
違うとしたって、神奈子は武神だった。なら、私だって同じように…いや、神奈子みたいに力を与えるんじゃない。
私自らの手で、この戦いに終止符を打つ)」
デュラン「強い…!!!これほどの強さの敵と戦えようとは…!!」
その手の鉄の輪に、凄まじい量の神徳・信仰の力が流れ込む。
白い光を纏った巨剣になったケロソード。いや、彼女のシンボルの1つ、鉄の輪。
諏訪子「……静かに…眠れッ!!でぇぇぇぇぇぇぇぇい!!!」
デュラン「強い、強い強い…!!ああ、これならばデスタムーア様と戦えるやもしれぬ………!!」
シュゥゥッ……
光が諏訪子の手から離れ、デュランを凄まじい神力によって破壊する。
神の慈悲か、デュランに痛みはない…が。そのことを理解する前に、彼の意識はこの世界より消滅した。
力と強き者を好む悪魔の王は、かくして勇者となった諏訪子の手で葬られたのであった。
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0ch BBS 2007-01-24