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【バーツの春と】ファイアーモリブレム8【下克上】
[36]モリブレム ◆lT1/XKcIlo
:2009/04/05(日) 21:26:24 ID:???
>Bあのころに比べて成長したなぁと誉める
森崎「本当、驚いたぜ。タリスの島にいたころは海賊に傷を負わせることも出来なかったのになぁ」
マルスとはタリスの戦いからの付き合いだった森崎は見違えるような成長に驚いていた。
マルス「森崎…僕がここまで来れたのは君があの時僕に檄を飛ばしてくれたからだよ」
森崎「んあ?」
マルス「デビルマウンテンで戦いにくじけそうになったとき…君のあの声が無かったら
僕の心にはまだ迷いが残っていたと思う。そうでなきゃここまで戦いに集中できなかった」
森崎「(そういやそんなこともあったな。あのころからか。王子が指揮官として自覚し始めたのは)」
マルス「君は僕と同い年とは思えないほど大きい存在だと思っている。
これからの戦いでも、君の力を頼りにしているよ」
マルスは年相応な無邪気な顔をすると森崎の手を握り、感謝の言葉を述べた。
森崎「…いちいち恥ずかしい奴だな。言っておくけど俺から見たらお前はまだまだ甘い。
いくら部下だからってそんなに人をぽんぽん信用するものじゃないぜ」
マルス「部下を信用しない軍の大将ほど信用できないものはないよ。
僕はハーマイン将軍みたいな部下を信じない最期は遂げたくないから」
森崎「…俺のことは信用してるんだよな」
マルス「もちろん。シーダやマリク、オグマやジェイガン。カインにアベルに…
アカネイア同盟軍みんなのことを僕は信じながら戦っているよ」
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0ch BBS 2007-01-24