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【バーツの春と】ファイアーモリブレム8【下克上】


[573]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2009/04/23(木) 18:22:50 ID:???
ジェイガンは飛び出しに戸惑いを感じて身動きが取れなくなってしまっていた。
視界を確保しようにもウェンデルの体がそれをさせてくれないのだ。
キーパーに接触するかどうかの反則すれすれのその動きは神がかったものだった。

ウェンデル「あとはこのボールに合わせてくれる人がいればいいのじゃが…ん?」

ザッパァァァァァン!!

ペラティ傭兵「そのボール、おれがもらったぁぁぁぁ!!」

ダダダダッ!ズガッ!バシューーーーーン!

ジェイガン「な!?す、水中から!?」

水中に潜んでいたペラティ傭兵はあまりにも楽しそうな特訓に見るだけでは満足できなくなっていた。
気がつけば体がボールを追っていた。撃ってくださいと言わんばかりの絶妙のスルーからのパスを右足で打ち抜いた。

ジェイガン「(誰かは分からんが絶好のセービング機会だ。ぬおおおおっ!)」

ジェイガンは肩当ての刺を闘気により大幅に拡張させると鋭く打ち込まれたシュートを突き刺した。

バシュウウウウウウ…

空気を抜かれて勢いを無くしたボールはべちゃりと音を立てて地面に落ちる。ジェイガンはそれを拾い上げると
先ほどシュートを撃ってきた謎の男に目を向ける。

ジェイガン「いきなりの強烈なボレーシュート、感謝する。ところで貴殿は…?」

ペラティ傭兵「お、俺はペラティから各地を回ってるしがない傭兵だ。あ、あのさ…よかったら俺も混ぜてはもらえないかな?」

すっかり任務のことは忘れて、ペラティ傭兵はジェイガンたちの特訓に加わりたいと申し出た。


0ch BBS 2007-01-24