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【紳士】森崎in異世界3【激闘録】
[324]キャプ森ロワ:2009/04/17(金) 23:15:32 ID:mc1HELc6
アルス「…そうか…戻って来てしまったのか…僕は…」
メンバーとの約束を守れたという安心感を感じる一方で、自分の責を果たす事が出来なかったという
無念さの感情がない交ぜになり、その言葉は複雑な響きを奏でる。そのアルスの様子を見ていた女性は
???「お前が気に病むことはない…いかにお前が優れた戦士とは言え出来る事には限界がある」
決して慰めているわけでもないが、事実のみを告げる。
アルス「でも!!」
???「ではあれ以上お前に何が出来た?異世界の勇者よ」
反論しようとするアルスに女性はきっぱりと告げる。その言葉にアルスは唇を噛む事しか出来ない。
そして女性はアルスに液体の入った小瓶を渡すと、
???「それを飲むといい…傷ついた体を癒してくれるはずだ」
と言った後、踵を返し自分のチームと合流すべく控え室の方へと向かおうとするが
アルス「待ってください!!貴女は一体……それにどうして僕を?」
女性をアルスが呼び止める。女性はアルスの方に顔だけ向けて、
???「我が名はレナス…レナス・ヴァルキュリア。 異世界の勇者よ…この世界での出来事が知りたくば
試合が終わった後、私の元に来るがいい…そこで私の知っている範囲の事は語ろう…但し…」
レナスはそこで一旦言葉を切り、腰の鞘から剣を引き抜きアルスの方へと突きつけ、
レナス「この試合で“私達”に勝利できたならな」
微かな笑みを浮かべながら言葉を発する。そしてアルスが何か言葉を発しようとする前にレナスの姿は
掻き消えてしまった。
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0ch BBS 2007-01-24