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【紳士】森崎in異世界3【激闘録】
[917]キャプ森ロワ:2009/05/19(火) 00:12:47 ID:???
ヤン「成る程…要はこちらの“ルール上”でこの世界で最も影響力が強い者達…恐らくはジョアン氏達辺りを
打倒すればいい…と言う訳か…(一見すると単純明快な方法だが…地の利は圧倒的に向こう有利だ…
何せこの世界自体のルールが相手…それに向こうには協力者もいる…更にあちらさんを引きずり
出さなければならないし、たとえ引きずり出したところで素直に勝負に応じるとも限らない…それに何の
勝負を挑むというのもある…あちらさんの目的は未だに分からず、正直問題は山積みだが…少なくとも
何をすべきかは見えてきたな…そして…森崎とジョアン氏との…)」
ヤンの脳裏に森崎とジョアンの事が浮かんだ時に、アルスからレナスに質問が飛んだ。
アルス「…もし誰もゾーマ達を打倒する事が出来なかった場合は…?」
レナス「その時はこの世界ごと葬り去る事になるだろう…」
そう言ったレナスの口調は無機質でただ事実のみを淡々と伝えていると言った感じだったが、
デスマスクのみは彼女が右手を僅かに握り締めるのを見逃さなかった。
レナスは全てを語り終わった後、シュプールの玄関まで三人を送り届ける。そして三人に背を向け
レナスの姿が光に包まれようとする時、
デスマスク「レナスッ!!俺は…俺たちは必ず勝利してみせる!!…だから決して全てを一人で抱え込もうと
するな!!お前は一人じゃないぞ!!」
デスマスクがレナスの背中に向かって叫ぶ。その叫び声にレナスは一瞬驚き、振り返る。そして
彼女の姿が掻き消えようとした寸前に…
レナス「ありがとう…」
と呟きを残す。その表情は一瞬だけしか伺えなかったが、それは戦乙女としてのいつもの凛々しい表情では
なく、レナス個人としての心からの笑顔だった。
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0ch BBS 2007-01-24