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【紳士】森崎in異世界3【激闘録】
[935]キャプ森ロワ:2009/05/20(水) 00:25:41 ID:???
ヤン「…明日の朝、今回の件について皆に話そうと思う…ただ…勝敗による相手チームの件については…
まだ伏せた方がいいかもしれないな…」
仲間に隠し事をする罪悪感からか、はたまた懸念材料を考えての事か、もしくはその両方からか、
そう言ったヤンの口調は彼としては珍しく苦味が混じったものとなっていた。
アルス「…その方が…いいかもしれません…」
そしてそれはアルスとて同じ事で、ヤンの決断に呻くように同意する。
デスマスク「フン…ガキ共が多いからな…その件を聞いて戦意喪失になってもらっても困る。だが今すぐに
打ち明けるべきではないのは同意するが、最後までというのも同意しかねるぞ」
そして何時の間にか二人の側にやってきたデスマスクが言葉を挟む。
ヤン「無論そのつもりはない…しかるべき時が来たら私から話そうと思う…この件に関してはすまないが
私に預からせてくれないか?」
デスマスク「フン…いいだろう…だが貴様も難儀な事だな。それでは長生きできんぞ」
ヤンの言葉にデスマスクはそう言い残してシュプールへ入っていった。
アルス「…ヤン提督…」
ヤン「まったく彼の言うとおりだよ…どうも勝つことばかり考えていると、人間は際限なく卑しくなるものだ…
この件についてだってどのタイミングで言えば一番いいのかと言う事がすでに考えているんだからね…」
心配そうにヤンを見るアルスを見て、ヤンは自嘲気味な笑顔を浮かべ、彼もシュプールへ入っていく。
アルスはそんなヤンの背中を見送った後、最後にレナスが消えた辺りのところに視線を向け、
彼もシュプールへと入っていった。
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0ch BBS 2007-01-24