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1- レス

【荒鷲の】キャプテン松山9【巣立ち】


[302]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/04/18(土) 20:18:50 ID:???

その一方で、直接言われた霊夢はさして反応していなかった。

むしろそれが当たり前といった様子で、松山の手から薬瓶を受け取る。それを眺めながら。

霊夢「思ってたより早かったのね。そうこなくちゃね」

受け取った小瓶をしばらく眺めて……舐めようとしたので慌てて止めたりして……瓶を返してもらう。

松山がカバンにそれをしまった後、霊夢が「戻ったら萃香に伝えるわ」と言ってきた。

霊夢「明日の午前は試合だから……午後にその氷菓子みたいな奴を神社に萃め寄せて……」

打ち合わせを進めてると、話に興味が向いたようで、吸血鬼のお嬢様が会話に割り込んできた。

レミリア「なんだか面白そうね。愉しげだし私もお邪魔させてもらおうかしら……て何よこの札」

ぺたんとレミリアの顔に、霊夢が札を貼りつけた。とくに効果のない札だったようで、すぐ剥がされる。

霊夢「吸血鬼お断り! 大体そうやって、ことあるごとにあんた達か来るから、参拝客も来なくなるのよ」

レミリア「心の狭い巫女だねえ。客をもてなす寛容さはいつになったら備わるのかしら?」

そう言ったレミリアの笑い顔が、気心の知れた友人に見せるような笑顔だったので、松山は驚いた。

以後は、霊夢の反対を押し切る形でレミリアも見物にくることになり……

なし崩し的に、明日の午後、ヴァニラ・アイス捕獲の予定が組み込まれた。



0ch BBS 2007-01-24