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【毒の男と】幻想のポイズン【秋の神様】


[132]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/04/15(水) 17:40:50 ID:???
反町達が辿り着いた場所は、妖怪の山の中腹にある滝。
この裏側に、秋姉妹の知り合いの河童と天狗がいるらしい。
静葉を先頭に、その滝の裏側に足を踏み入れると……。
果たして、そこには奇妙なリュックサックを背負った少女と物騒な剣を携えた犬のような耳を生やした少女がいた。
二人はなにやら見慣れぬ将棋をしていたようだったが、秋姉妹達に気づくとそれを止め立ち上がってこちらへとやってくる。

穣子「やあ、にとり、椛。 飽きもせずまた大将棋? そんなのするより、少しは体を動かしたらどうなのよ?」
にとり「いいじゃないかー。 私は頭脳労働担当なんだから。
    ……って、げげっ、人間!?」
反町「?」

にとりと呼ばれた少女は、反町の存在に気づくと途端にもう一人いた少女の後ろに隠れてしまう。
もしかしてまたメディスンのような人間嫌いな妖怪なのかな、と思っていると。
静葉が反町に解説をしてくれた。

静葉「彼女は河城にとり。 見ての通り、この妖怪の山に住む河童よ。
   河童は人間の盟友だ。 なんて事を言ってるのだけど……ちょっと人見知りをする子なのよ」
反町「なるほど……」

静葉の言葉に納得をする反町。
よくよく見てみれば、にとりが反町に向ける視線は決して嫌悪のそれではなく。
どことなく恥ずかしがっているような印象を受けるものだった。


0ch BBS 2007-01-24