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【毒の男と】幻想のポイズン【秋の神様】


[162]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/04/15(水) 22:05:49 ID:???
反町「やぁ、こんばんわ。 とりあえず上がれよ……って、にとり……えらく大荷物だな」
にとり「い、いやぁ、あれもこれもとやってたらこんな荷物になっちゃってねぇ……」

にとりのリュックサックは昼に見た時に比べ遥かに多くの量のものが詰められていたのだ。
半ば呆れながら反町がそう言うと、にとりは乾いた笑い声を上げる。

橙「いらっしゃい椛ちゃん。 ……って、これからはチームメイトなんだからいらっしゃいはおかしいね。
  おかえり、椛ちゃん」
椛「わふっ、ただいまッス、橙。 にへへへ」

不意に後方を振り返ると、そこでは笑顔で椛を出迎える橙と家に上がっている椛がいた。
猫と犬(……正しくは狼)という間柄ではあるが、意外と仲が良さそうで反町は一人安堵する。
その後、一旦荷物が多すぎるにとりを静葉が用意した部屋へと連れて行き。
再び居間へと戻ろうとして玄関の前を通った時である。

リグル「こんばんわー。 ちょっと遅れたけどやって来たよ」
反町「ああ、こんばんわ」

最後のチームメイトであるリグル・ナイトバグがやって来た。
反町はひとまずリグルを家に上げると、もう誰も来ないだろうと玄関の戸を閉め居間に通す。


0ch BBS 2007-01-24