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【毒の男と】幻想のポイズン【秋の神様】
[295]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To
:2009/04/17(金) 00:59:35 ID:???
FW、DF、GKが一同に会して練習していた反対のフィールドでは、MFの五人が練習をしていた。
妖精2「どりゃ〜っ!」
静葉「あら凄い……」
パスを出しているとは到底思えない声を上げて、ボールを蹴る妖精2とそれを見守りながらパス練習をする静葉。
妖精2は、何やらコツを掴んだようでどんどん狙った場所へボールを送るが……。
静葉(いけないわね……どうしたのかしら、余り集中が出来ないわ……)
静葉は集中力を欠き、パスの精度が乱れていた。
もしや隣にいる妖精2の声で集中力が乱れてしまったのかもしれないが……。
静葉(言い訳にはならないわね、試合になればもっと五月蝿いのだから……どのような環境でもきちんとプレイが出来ないと)
一方、妖精1と妖精3は二人揃ってドリブルの練習をしていた。
最初こそどんぐりの背比べといった程度の二人であったが、数十分が経過すると二人の間に差が見え始める。
妖精1「くっそー! どうしてあんたの方がそんなに早くドリブルできるのよ!?」
妖精3「さぁ〜? そんな事よりおなかすいたなぁ〜」
妖精1「余裕綽々じゃないあんた! くっそー、今に見てなさいよおー!!」
のんびりとした口調で、しかし妖精1よりも早い速度でドリブルをする妖精3。
その後ろを、妖精1は幾分かゆっくりとしたペースで追いかけた。
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0ch BBS 2007-01-24