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【毒の男と】幻想のポイズン【秋の神様】


[67]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/04/14(火) 21:36:19 ID:???
妖精達との付き合い方に頭を悩ませていると、玄関の方からコンコンと小さなノックが聞こえてきた。
反町は一旦考えを止め、返事を返しながら戸を引く。
するとそこには小さな風呂敷包みを片手に下げた橙が立っていた。

橙「こんばんわ、反町さん。 これからお世話になります!」
反町「ああ、こっちこそよろしく。 まあ、とりあえず上がれよ。
   ……って、まるで自分の家みたいに言うけど、お前の家みたいなもんなんだよな……ここも。 紫さんが用意したもんだしさ」
橙「えへへ、お邪魔します……じゃなくて、それじゃあただいま!」

元気よく挨拶をしながら、橙は玄関の戸をくぐり家に上がる。
そのまま居間へ通してお互い席に着くと、橙は風呂敷包みを開けて中身を取り出し反町に差し出した。

橙「はい。 これ、藍様お手製の稲荷寿司です。
  急に人数が増えて、お料理を作るのも大変だろうって持たせてくれました」
反町(狐だから稲荷寿司か……まんまだな)「へぇ、美味しそうじゃないか」
橙「えへへ、藍様のお料理は天下一品ですよ!
  あ、それとこれは藍さまから反町さんへのお手紙みたいです」
反町「手紙?」

一旦稲荷寿司をちゃぶ台の上に置き、藍からの手紙の封を切り読み始める反町。
そこにはこう書かれてあった。


0ch BBS 2007-01-24