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【毒の男と】幻想のポイズン【秋の神様】


[816]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/04/25(土) 23:24:17 ID:???
ルーミア「や、やった……のかァ?」

シュートを放ったルーミアは、走り込んだ勢いのまま壮大に転んでしまったようで地面に尻餅をつきながらその光景を見ている。
だが、周囲から湧き上がった少ない観客の歓声。
そして、後ろで喜んでいるバケバケやチルノ達の声を聞いて、自分がゴールを決めた事をようやく実感する。

チルノ「やったわね、ルーミア! 凄いじゃない、大ちゃんまで吹き飛ばしちゃうなんて!!」
ルーミア「えへへ、チルノがちゃんと守ってくれたお陰なのか〜」
チルノ「しかも、あれ走りながらやったでしょ? いつあんな技、覚えたのよ!」
ルーミア「走りながらシュートしたら威力が増さないかな、って思って……。
     ぶっつけ本番だけど、上手くいってよかったのか〜」
チルノ「もうさっきのはボレーケイションなんて名前じゃないわね。
    名付けて、ノートラップランニングボレーケイションよ! 流石あたい、天才的なネーミングセンスね!」

二人は明るい表情をしたまま、自陣へと引き返していく。
一方、オータムスカイズの面々は一様に暗い表情をしていた。

吹き飛ばされた椛と大妖精は、ゴールを守りきれなかった事に対して責任を感じている様子で俯き。
にとりはパスカットできなかった事を悔しがっており、妖精2はボールを奪われなければと自責の念を感じている。


0ch BBS 2007-01-24