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【毒の男と】幻想のポイズン【秋の神様】
[922]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To
:2009/04/26(日) 21:48:38 ID:???
皆が口々に褒め称える中、一人、妖精1だけは憮然とした態度だった。
妖精1(うーん……確かに、褒められたり反省点を挙げられたりはしたけど……。
なんだか、私の事をただのその他妖精としか思ってないような態度を取ったからいい気持ちじゃなかったんだけどな。
まあ、その他妖精っていう点は正しいんだけどさ……)
一方、一人ベンチで佇んでいるのは橙。
あまり活躍も出来ず、かといってこれといった失敗もしていない彼女は……。
何故か一人だけ、反町に声をかけられていなかった。
橙(もしかして忘れられてる? うぅ……頑張ったんだけどなぁ……)
一人、落ち込む橙であったが……その時、不意に反町が立ち上がり橙の元まで歩み寄ってきた。
反町「橙、そういえば体調の方は大丈夫か?」
橙「ふぇっ!? い、いえ……だだ、大丈夫です!」
反町「そうか……あまり顔色がよくなかったから、声をかけなかったんだが……。
あまり無茶をするなよ、明日も試合はあるんだ。
今日は点に絡む仕事は出来なかったが、いい動きをしていた。 明日には期待しているからな!」
橙「は、はい!」(良かった……忘れられてたんじゃなかったんだ!)
反町の言葉を受けて、橙は満面の笑みで返した。
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0ch BBS 2007-01-24