【信仰争奪戦】森崎が幻想入り 8話目【勃発!】

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[767]森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk ：2009/07/18(土) 21:24:35 ID:fzsmfLKc
Ａ　レティの部屋へ行く

コン、コン……

森崎「森崎だ、少し良いか？」

レティ「……ええ、どうぞ。開いてるわ」

ギィ……

レティの返事を待ってから、ゆっくりとドアノブに手を掛ける。

ドアを押し開けた瞬間、部屋の中から心地よい、ひんやりとした冷気が廊下へと流れ込んできた。

森崎「失礼するぞ。……おお、相変わらずこの部屋は涼しいな」

後ろ手でドアを閉め、ため息を一つついてから森崎が口を開く。

レティの能力による気温の低下だけではなく、薄い青で統一された部屋の内装が、視覚的にも涼しさを感じさせる。

レティ「蓮子なんかよく涼みに来るわよ？　私の部屋は暑いからしばらく居させて～……って」

ベッドの縁に腰掛けたレティが、笑いながら森崎を部屋へと迎え入れる。

森崎「そりゃまたあいつらしいな」

蓮子が申し訳無さそうに両手を合わせながら部屋に入ってくる姿を想像し、思わず苦笑する森崎。

レティもまたそれに苦笑で返しながら、それまでベッドの上に置いていた帽子を頭に載せ、森崎のほうを向いて足を組みなおす。

前次写

0ch BBS 2007-01-24