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【それなり男と】幻想のポイズン2【秋の空】
[110]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To
:2009/04/30(木) 17:40:33 ID:???
三姉妹の記憶力→ クラブ2 =やっぱり気のせいだ…会った事なんて無い
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ルナサの言葉を聞いて、珍しく腕を組んで真剣に考えていた様子だったメルランとリリカだが。
しばらくすると、首を振って否定した。
リリカ「駄目、全然心当たりが無いわ」
メルラン「私もね〜。 あんな地味な人には覚えが無いわ〜」
ルナサ「むぅ、そうか……」
そう言われてしまえば、ルナサとしても返しようが無い。
そもそもルナサ自身も彼をどこかで見たような気がするだけで、これといって思い当たる事は無いのだ。
ただの気のせいかな、と結論付け。
ルナサはため息を吐くと重い腰を上げて傍らに立てかけておいたバイオリンを手に取った。
ルナサ「さて、そろそろ試合開始だ。 小さな大会とはいえ決勝戦、手を抜いた演奏をするんじゃないぞ?」
メルラン「あったり前でしょ〜? 私はいつだって全力で演奏をするわ〜! あははははは〜!!」
リリカ「ま、お客さん達を退屈させない程度には頑張りましょうか」
ルナサ「ん、毛玉達も頼んだぞ。 さぁ、それじゃあ行こう」
そう言うとルナサはバイオリンを己の周囲に飛び交わせながらコートの中央部へと進み。
メルランがトランペット、リリカがキーボードを周囲に浮かせながら後を追う。
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0ch BBS 2007-01-24