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【それなり男と】幻想のポイズン2【秋の空】


[241]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/05/04(月) 00:46:53 ID:???
驚く反町を尻目に、ボールを受け取ったメルランはドリブルを開始しようとするが……。
そこに、静葉が駆け寄ろうとする。
距離を徐々に詰め、ボールを奪おうとする静葉であったが……。

メルラン「あはははははは〜!! そーれっ!!」
静葉「っ!?」

突如、メルランは静葉目掛けて思い切り足を振りかぶり、ボールを蹴りぬいた。
轟音を鳴らしながらメルランの蹴ったボールは静葉へと近づいていき……。
反射的に、静葉はそのボールを避ける。

メルラン「あははははは〜! ちゃんとカットに入らないとボールは奪えないわよ〜?」
静葉「……どうせ、あんな威力のパスがあなたの味方にトラップ出来る訳……」
ルナサ「……ナイスパスだ、メルラン」
静葉「えっ!?」

挑発するように笑うメルランに対し、苦虫を潰したような表情で呟く静葉だったが。
ルナサの言葉を聞き、咄嗟に振り返る。
すると、そこには果たして……メルランの放ったパスとも言えないパスをしっかりとトラップするルナサの姿があった。

ルナサ「……ただ、もう少し威力は弱めた方がいい。 私も、危うくトラップミスをするところだった」
メルラン「あははは〜! 堅い事言わないの姉さん! ほらほら、早く行くわよ!!
     向かってきた三人を軽くあしらう遊びはもう終わり、一気にカタをつけましょう!」
ルナサ「……むぅ、仕方の無い奴だ……」


0ch BBS 2007-01-24