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【それなり男と】幻想のポイズン2【秋の空】


[356]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/05/06(水) 22:58:24 ID:+//2DJYw
先ほど、無様に失点をされた大妖精は、その小さな体に大きな責任感を負いこみ。
今度こそは必ずシュートを止めてみせると意気込んでいた。
自身の得意の技であるローリングセーブを駆使し、メルランの放った弾丸シュートへと向かうが……。
そこに、吹き飛ばされたにとりが声をかける。
今日は今ひとつ調子が出ていないが、それでも相応の力を持っているブロッカー・にとりにはわかっていた。
メルランの放ったシュートは、大妖精には決して止める事が出来ないと。
しかし、その静止の声はあまりにも遅すぎた。
大妖精は止まる暇もないまま、回転しながらボールへと飛び込み……。

大妖精「が……ハァッ!?」
にとり「大妖精ー!!」

吹き飛んだ。

吹き飛びながら、大妖精は静かに目を閉じる。
全ての景色がスローモーションになるのを感じながら、ふと思った。

大妖精(ごめんなさい、反町さん……やっぱり私では……ゴールを……守れない……)

ズバガシュッ!!! ピピピィーッ!!

オータムスカイズ1−2騒霊楽団


0ch BBS 2007-01-24