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【それなり男と】幻想のポイズン2【秋の空】


[395]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/05/07(木) 19:03:06 ID:0aSVKp36
ルナサの判断→ クラブ4=ルナサ「メルラン……アレを使うぞ!」
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メルラン「!? ちょっ、姉さん、本気!?」
ルナサ「……ここで、同点にされる訳にはいかないからな」

ルナサの言葉にメルランは思わず驚き聞き返すが、ルナサはただ走る橙を見つめたまま静かに返す。
前半を1点差のままで終えるのと、同点にされて終えるのとでは訳が違う。
それがロスタイムにギリギリで追いつかれたとされるならば尚更だ。
チームの士気は落ち、後半にも支障が出る。
だからこそ、ここでの橙のドリブル突破は必ず止めなければならなかった。

メルラン「で、でも、後ろにはリリカちゃんがいるし……」
ルナサ「リリカはブロックが脆いし競り合いも弱い。 ゴール前に放り込まれればあいつでは守りきれない」
メルラン「あああもう、わかったわよ! あれって体力使うからあまりしたくないのにぃ!!」
ルナサ「……いいから早くしろ、メルラン。 時間が無い……」
メルラン「はいはい、それじゃあ行くわよ姉さん!」
ルナサ「うむ……!」

頭を掻き毟り癇癪を起こしそうになっていたメルランだったが、やがて折れた。
何だかんだで姉でありキャプテンであるルナサには反抗が出来ないらしい。
すぐさまメルランとルナサは高速で走る橙の方へ走っていくが……。
不意に、その時メルランが地面に対し背を向け寝転がりながら芝生の上を滑り出した。


0ch BBS 2007-01-24