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【それなり男と】幻想のポイズン2【秋の空】


[519]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/05/08(金) 20:45:29 ID:???
ルナサ→  ハート8 ドリブル 41 +(カードの数値)=49
穣子→  ハート2 タックル 43 +(カードの数値)+(マーク補正+2)=47
≧2→ドリブル成功! ルナサはサイドを上がり、徐々に中央に切り込んでいく
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ルナサは優秀なパサーである。
しかし、それ以外の能力――ドリブルやシュートは、今ひとつであった。
それを知っていた穣子は、ドリブルならば自分にも止められると思っていた。
……それが、いけない。

ルナサ「……あまり、舐めないで欲しい」
穣子「!?」

油断をしていた穣子のタックルは、いつもよりやや精度が甘かった。
幾ら今ひとつとはいえ、ルナサもダークホース級のMFを務める者。
甘いタックルなどで止められる道理は無い。
当然のようにルナサは穣子のタックルをあっさりとかわし、サイドを突き進む。

穣子(私のタックルが……私の、タックルが……)

一方の穣子といえば、自身のタックルがかわされた事に対し絶望をしていた。
一番自分の得意な技……ドリブルもシュートもてんで駄目な自分に唯一残された必殺の武器。
それが、幾らか甘い精度だったとはいえ、あっさりとかわされてしまった。
しかも、マンマークにつけてもらって幾らか有利な体勢だったにもかかわらず。

穣子(……私の、タックルが……)


0ch BBS 2007-01-24