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【それなり男と】幻想のポイズン2【秋の空】


[618]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/05/10(日) 15:06:22 ID:???
>A.俺だ、俺に持ってきて下さい!
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反町(決定的なチャンス……ここは、絶対に決めなきゃならない、それなら!!)

一旦サイドの橙や妖精2を使っていては、ルナサが戻ってきてしまう恐れがある。
そうするとボールを奪われる危険性は更に高まってしまう為、その戦法は無理。
静葉にこのまま運んでもらうというのも、リリカが再びタックルに向かえば奪われてしまう可能性がある。
ならば、ここは反町かリグルのどちらかにボールを上げてもらうしかない。

反町(相手はリグルのシュートを警戒していて俺の事は何とも思っていないはず……チャンスはここだ!)
  「静葉さん! 俺だ、俺に持ってきて下さい!!」
静葉「一樹君……わかったわ!!」

静葉は反町の指示を受けると、すぐに頷き高いボールを上げる。
反町はそのボールへと駆け込んでいくが、やはりPA内の守備は堅い。
リリカを筆頭に、毛玉が二人も反町のマークについてきた。
唯一、毛玉Bだけはリグルに落としてくるかもしれないと警戒してそちらのマークについていたが……。

リリカ「前半のシュートは大した事無かったし、今度もまぁ止めれるっしょ〜」
反町(今に見てろ……!)

軽口を叩くリリカに対し若干いらつきながら、しかし反町は何も言わず、飛ぶ。
それに合わせてリリカと毛玉C、Aがブロックに向かい、ゴールキーパーは身構えた。

反町(ここで決める……! まずは、同点だ!!)


0ch BBS 2007-01-24