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【それなり男と】幻想のポイズン2【秋の空】


[650]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/05/10(日) 16:53:03 ID:???
リグルの反応→ スペードK =反町の態度に悲しみ。無視された……
橙の反応→ ハート5 =反町の態度に納得。自分も静かに自陣に戻る。
静葉の反応→ クラブA =反町の態度に大激怒。無視すんな!
妖精2の反応→ ダイヤK =反町の態度に納得。自分も静かに自陣に戻る。
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橙(そうですね! まだ、同点になっただけですもんね!!)
妖精2(よし! さっさと試合開始して一気に逆転よ!!)

反町の意図を汲んだ橙と妖精2は、反町に続いて自陣へと戻っていく。
一方、リグルと静葉はといえば二人並んで反町の背中を見ていた。
しかし、双方の表情は違う。
リグルは眉を八の字に曲げており、静葉は逆に眉を吊り上げていた。

リグル(うぅ……虫だけに無視とか、やめて欲しいなぁ。
    結構そういうネタでいじられたりするんだよねぇ……)

妖怪ではあるものの、力は決して強くないリグルはよく力のある妖怪に遊ばれる。
その時のトラウマを思い出したリグルは、先ほどまでの勢いとは逆に意気消沈していた。
一方静葉は……。

静葉(一樹君……私達を無視って、それは、流石に、無いんじゃあ……ないかしら?)

表情は笑顔を保っている、しかし、目は笑っていない。
眉も吊り上っており、なんかもう稲田姫様に叱られるとかそういうレベルじゃないくらい。
静葉は怒りを静かに溜めていた。

静葉(そう……そうよね、一樹君の実力ならゴールを決めても当然って事よね。
   私達が悪戦苦闘するのなんて、一樹君から見てみればただの小競り合いってとこよね。
   ふふふ……そう、そうよね……)


0ch BBS 2007-01-24