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【それなり男と】幻想のポイズン2【秋の空】


[832]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/05/11(月) 21:47:11 ID:???
>B.俺にパスを出させる
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ここで確実に決めなければ、オータムスカイズは敗北する事になる。
そうなってしまえば、体力がどうのこうのと言っていられる場合ではない。

反町「静葉さん、俺だ! 俺に持ってきてくれ!!」
静葉「一樹君……!」

足は既に震え、息も荒く、汗が体のいたるところから噴出している。
だが、それでも反町は悠然とゴール前で立ち静葉にボールを要求した。
ここで点を決めなければ、何の為のFWか。何の為のキャプテンか。
反町が指示を出すと、静葉は迷いながらも……それでも、パスを出そうとする。
しかし、そこにリリカと毛玉Cがパスコースに入った。

リリカ「おわっと、ヤバいね。 ここで点取られちゃ洒落になんないよ」
静葉(通す……このパスは、絶対に通さないと駄目!
   穣子が奪ってくれた、このボールだけは渡せない!!)

ここで奪われたならば、そこで試合は終了となる。
静葉はボールが反町に届いてくれる事を願い……ボールを蹴り出した。


0ch BBS 2007-01-24