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【三日会わずんば】キャプテン松山10【刮目せよ】
[313]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw
:2009/05/10(日) 19:36:20 ID:???
萃香「さ、小競り合いはもうその辺でいいだろう」
取り仕切るように、パンパンと手を叩いて萃香が皆の意識を自分に萃めた。
萃香「もうそろそろ来るよ。光、準備はいいね?」
今話すと語気が荒くなりそうなので、松山は黙って頷く。
計らずも今の騒動で、気持ちが昂ぶり、研ぎ澄まされていた。
萃香「私と霊夢とレミリアは屋根の上。あんたは……どっか適当に隠れてな。悪さしたら……わかるね?」
ポブルセン「ちみっこいの。悪さしたらどうしようって……グバッ!?」
レミリアが、指先から撃った弾が、ポブルセンの泣き所に当たった。
悶絶してるポブルセンを、小柄なレミリアが軽々と片手で引きずっていく。シュールだった。
その様に溜飲が少し下がったので、松山は一人になった境内で行動を開始する。
松山「(ここで隠れるなら……鳥居の陰か)」
森の方から出てくるというので、見つからないように息を潜めて待つ。
そして、長く感じる時間が流れて……対象の男、ヴァニラ・アイスが姿を見せた。
こんな神社に何故来たのか、把握しかねる様子で、キョロキョロ忙しなく視線を動かし……背を向ける。
松山「(よし……今だ!)」
用意した布を手に、松山は身体を浮かせて、背を向けてるヴァニラ・アイスに接近した……!
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0ch BBS 2007-01-24