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【ほんとうの】幻想のポイズン3【はじまり】


[131]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/05/15(金) 00:55:55 ID:???
自主練習?2→ ダイヤ4 =静葉と穣子だった
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人里のコートに立っていたのは、オータムスカイズ最初期からのメンバー・秋姉妹の二人。
二人はフィールドに立ち、ボールを持ちながらそれぞれ微妙な面持ちで見詰め合っていた。

穣子「……姉さんも、早朝練習?」
静葉「そういう穣子も……みたいね」

二人は、決して示し合わせてこのコートへやって来た訳ではない。
ただ、二人は一人だけで練習をしようとして……ここに来て、出会っただけなのだ。
約束も時間の指定も何もしていないというのに、全く同じタイミングでコートに入った二人。
何だかんだ言って、似た者同士なのかもしれない。
二人はその可笑しさに笑いながら、ボールを蹴りだす。

静葉「折角だから、一緒に練習をしましょう穣子」
穣子「そうね……私と姉さんなら、丁度いいわ」

静葉の提案に、穣子は頷く。
静葉が練習をしたいのはドリブルとパス、穣子が練習をしたいのはタックルとパスカット。
二人が一緒に練習をすれば、効率は非常によくなる。

静葉「昨日は妖精ちゃん達も練習をしていたみたいだし……私達も、強くならないとね」
穣子「ええ、早速始めましょ、姉さん!」


0ch BBS 2007-01-24