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【ほんとうの】幻想のポイズン3【はじまり】


[150]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/05/15(金) 18:30:20 ID:???
反町の練習→ クラブ2 =効果無し…
チルノの練習→ ハート8 =効果無し…
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反町とチルノは、コートの隅の方でマンツーマンで練習をしていた。
反町がチルノの能力を見る時に重点的に見ていたのはディフェンス能力。
タックルの威力、パスカットのタイミング、何れもチルノの能力は低いものではない。
そして、何よりも特筆すべき点はやはりというべきかチルノのブロックだ。
反町とて既にかなりのシュート力を持っているというのに、幾ら練習で若干の手を抜いているとはいえ。
チルノはまるで平気そうな顔をして反町のシュートを何発も受け止めていたのだ。

チルノ「やっぱりあたいってばさいきょーね!!」

鼻息荒くそう宣言するチルノを、しかし反町は受け流して更に練習を続ける。
次はチルノのオフェンス能力を見ようと、反町はまずドリブルをするように指示をしたのだが……。

チルノ「あたいってばドリブラーね!!」
反町「…………」

反町は、そのチルノのドリブルを見てすぐさま頭を抱えた。
チルノのドリブルは、はっきり言ってド下手であったのだ。
スピードは無い、安定感も無い、一見すれば素人でも止められそうなドリブル。
ボールは常に足元から離れた場所にあるし、しかもあっちこっちに飛んでいっていて危なっかしい。

反町(……こりゃボール運びは出来そうにないぞ)


0ch BBS 2007-01-24