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【ほんとうの】幻想のポイズン3【はじまり】


[251]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/05/16(土) 16:45:05 ID:???
その後も三人の練習は続き、反町はパスカットに没頭する。
結局、一度も藍と橙のパスワークを完璧にカットが出来なかったものの。
触れてこぼれ玉にさせる事が出来る程度にはパスカット技術は向上した。

藍「さて、練習はこの辺にしておこう。 そろそろ朝餉の時間だしな」
橙「そうですね!」

藍の言葉に橙は頷き、反町も息を切らせながら同意をした。
そうして橙と反町が揃って自宅に帰る間際。
不意に、藍が反町に声をかける。

藍「そういえば先ほど、私はお前を中堅にも迫る程と言ったが……。
  訂正をしておく、お前の実力は既に中堅の者とそう遜色は無い」
反町「えっ?」
藍「シュート力に特化している面があるとはいえ、他の能力も決して低い訳ではない。
  ……チームとしての格はさておき、君の実力は既に中堅のものだ」

突然の藍の言葉に、反町はしかし驚きつつも頷く。
総合力ならば、既にオータムスカイズの者達の中ではずば抜けているという事は。
反町とて当然ながら自覚をしていたからだ。

藍「ともかく、これから先は少々練習をしても成果が上がりにくくなるかもしれん。
  中堅ともなれば伸びしろはなくなってくる……まあ、完全に成果が無いという事も無いだろうがね」
反町「……そうですね」

その後も二、三、藍と言葉を交わし……反町と橙は自宅へと帰るのであった。

※反町の選手としての格が『中堅』になりました。 以後、練習で能力が若干上がりにくくなります。
※練習をして反町のガッツが減少しました 700/700→500/700


0ch BBS 2007-01-24