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【ほんとうの】幻想のポイズン3【はじまり】


[349]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/05/17(日) 00:04:12 ID:???
反町「……すみませんでした。 あの時の気持ちに、嘘は無かったんです。
   ただ……」
静葉「……わかってくれれば、それでいいの。 私こそ、ごめんなさいね」

俯き、泣き出しそうになりつつも頭を下げる反町。
しかし、それを……静葉は、かつてのような優しい笑顔を見せつつ。
反町の手を両手で握り、言う。

静葉「……一樹君が、ロングシュートを撃ったのも、無視をしたのも、私は仕方ないと思ってる。
   私は……ううん、私を含め、にとりと一樹君以外のメンバーは、皆、一樹君の実力に劣っている。
   頼りない……だから、一樹君が頼れない……仕方ない事よ」
反町「そんな事はっ!」
静葉「……ただ、今後、もしも何かがあったりしたら……。
   ちゃんと、私でも、穣子でも、誰でもいいから相談をして頂戴。
   チームの事を考えるなら、誰かの意見を聞いて頂戴。
   ……お願いね?」
反町「……はい」

静葉の怒り、そして思いは、至極もっともなものだった。
和を大切にしたいと豪語しておきながら、その実、まるで自己中心的な行動を行っていた反町。
これでは、怒るなというほうが、無理がある。
静葉の言葉を聞き……反町は改めて、今後はチームの事で動く時は誰かの意見を聞こうと思うのだった。


0ch BBS 2007-01-24